茅ヶ崎看護専門学校は平成6年4月に開学し、本年で創立29年目を迎えました。
本校はふれあいグループの保健・医療・福祉における約90施設の要請から、高度先端医療の一翼を担い、地域社会に貢献することができる看護師を養成してまいりました。
建学の精神は職業人としての高い倫理観に裏打ちされた専門職としての知識、技術を持ち、さらに人間としてのふれあいの心、思いやりの心を育む看護師を育成し、ふれあいグループに貢献する人材の育成を目指すこととしています。
平成27年4月に湘南医療大学を開学し、看護学を発展的に学ぶことができる環境も用意しています。また、奨学金制度が充実しており、3年間の学生納付金全てが奨学金で賄える制度となっています。多くの学生がこの奨学金を用いて勉学に打ち込むことができ、国家資格の合格率も全国平均より高い合格率となっています。
高齢社会がさらに進むにつれ、看護師に求められる技術、態度、知識は益々大きくなっており、キャリアアップが可能な職種でもあります。
皆さんの希望・夢に大きく近づけるよう教職員一丸となって支援してまいります。
本校は、学校教育法及び保健師助産師看護師法に基づき、人間尊重の理念を基礎とし、看護に関する理論ならびに技術を教授し、専門職業人としての誇りと自覚を持ち、ふれあいグループに貢献し得る有能な人材を育成することを目的とする。
1.生命の尊厳を基礎とし、看護の対象を身体的・精神的・社会的側面を持つ統合された生活体としての幅広く理解する能力を養う。
2.対象の健康問題を科学的根拠に基づいて判断し看護・介護を実践できる基礎的能力を養う。
3.自己洞察ができ、他者に対し深い愛情と思いやりを持つことが出来る人間関係を営む能力を養う。
4.進展する医療や変化する社会のニーズに対応し、保健・医療・福祉チームに一員として、看護・介護の役割と責任を果たし、他職種との調整する能力を養う。
5.専門職業人を目指し、倫理観を培うと共に自己教育を養う。
6.ふれあいグループの一員として貢献し、後輩を育成する能力を養う。
ふれあいの心、思いやりの心を基礎とした看護教育
高度化、複雑化する保健・医療・福祉に対応できる看護教育
様々なニーズをもつ人間を深く理解する看護教育
ケアリングを追及し専門職業人としての強い意志を持つことが出来る看護教育
本校は、神奈川県を中心 に病院・クリニック・福祉施設を展開しているふれあいグループが全面的にバックアップして います。
臨地実習の際はもちろん、日常の授業から就職まで 実践教育を通して在学生を全面的にサポートします。
学生が学びやすい環境を整えるため、希望者に対して【ふれあい奨学資金】を用意しています。多くの学生がこの制度を利用して学んでいます。
また、奨学金制度をより充実させ、在学 生が勉強や実習に集中しやすい環境を整えました。
担任+チューター制度を導入しており、ひとり一人の学生に複数の教員が指導をしています。また、学年をまたいだ協同学習の機会も多く学生間で切磋琢磨できる環境があります。
また、夏休みなどの長期休暇には、外部講師を招いて国家試験対策講座を開講しています。
普段、演習などで使用することの多い各実習室は、授業終了後や夏休みなどの長期休暇期間中でも自己練習などに使用することができます。
グループ病院の協力もあり、機器や備品も豊富に揃っています。
学園祭、レクリエーション、クリスマスキャロリングなど学年の枠を越えて実施するイベントが盛り沢山!特に本校はボランティア活動など学習以外の活動にも力を入れています。新たな出会いが個々の人間をより成長させてくれるいい機会となっています。
湘南という風光明媚な場所に位置している本校は、海風がほのかに届く温かい場所にあります。また、学校の隣りには公園などもあり抜群のロケーションの中、3年間安心して学べる環境が整っています。
看護に必要な知識・技術・態度はもとより、ふれあいの心、思いやりの心をもち、ケアリングを追求する高い倫理観を持った専門職業人を育成します。
【基礎分野】
科学的思考を培い、より広く教養を高めて、看護の対象であるその人間とその生活を深く理解する学科目を設定し「専門基礎分野」「専門分野」の学習の基礎とします。
【専門基礎分野】
人間存在の基盤である身体の理解、疾病の成り立ちと回復の過程を学び、判断力・思考能力を習得します。また、人々が社会資源を活用できるよう、保健・医療・福祉制度を統合的に理解し、連携の必要性と社会資源の活用方法を学習し、それらを調整する能力を養う為に必要な内容について学びます。また、この分野の学習は「専門分野」学習の基礎となります。
【専門分野】
専門分野は「基礎看護学」「成人看護学」「老年看護学」「母性看護学」「精神看護学」「在宅看護論」も6つから構成されており、それぞれの理論を統合的に学習します。
看護の基礎的知識と、患者さんに安全・安楽な看護を提供するための看護技術を学びます。授業は1年生の前期から後期前半にかけて行います。
成人期の特徴を理解し、健康の保持増進への援助、健康障害をもつ成人の患者さんとその家族に対する看護を学びます。授業は1年生の後期から2年生の後期にかけて行います。
老年期にある人々を理解し、老化に応じた看護、高齢者への看護を学びます。授業は1年生の後期から2年生の後期にかけて行います。
子どもの成長・発達と健康増進に必要な、子どもと家族への看護実践を学ぶとともに、健康障害のある子どもと家族をトータルに理解し、尊厳と安全・安楽を守りながら、個別性に応じた適切な看護実践を行うための基礎的な知識や技術を学習します。
妊産褥婦・新生児および家族への看護活動に加え、次世代の健全育成を目ざし、母性の一生を通じた健康の維持・増進、疾病予防を目的とした看護活動を支える実践科学です。
こころの健康問題や病を持った人が回復(リカバリ)を体験し、その人らしさを取り戻して生活していくことを、看護職として支援する方法を考え実践する分野です。
家での療養生活を希望される方々を支援する方法を学びます。療養者及び家族のニーズを支援するためにさまざまな職種の方と連携をとり、療養者及び家族の価値観を知り、自己決定ができるよう支援することを大切にします。
学んできた看護を総合的に発展させるため、質の高い看護を提供するためのマネジメント力や、看護を探求するための力、患者や医療者の安全を守り医療事故を回避する力、災害時における看護を実践するための基礎的な力を養います。授業は3年生で行います。
ふれあいグループの支援の下、神奈川県下にあるグループ施設を使って実習を行っています。
茅ヶ崎市:①湘南東部総合病院、②茅ヶ崎中央病院、③茅ヶ崎新北陵病院、⑬湘南さくら病院
平塚市:④ふれあい平塚ホスピタル
鎌倉市:⑩ふれあい鎌倉ホスピタル
横浜市:⑤ふれあい横浜ホスピタル、⑥ふれあい東戸塚ホスピタル、⑦ふれあい鶴見ホスピタル、⑧康心会汐見台病院
大和市:⑪大和成和病院
綾瀬市:⑭綾瀬厚生病院
その他、「⑨ふれあい町田ホスピタル(町田市)」「⑫さがみ野中央病院(海老名市)」「ふれあい沼津ホスピタル(静岡県)」「伊豆東部病院(静岡県)」「ふれあい南伊豆ホスピタル(静岡県)」があります。
住所
神奈川県茅ケ崎市今宿390
問い合わせ先
Email:
info@chigakan.ac.jp
電話:
0467-86-6011
Fax:
0467-87-3112